念願のトレインスポッティング続編(T2)見に行ってきた

はい、というわけで4月の末くらいに見に行ってきました1人で。たしか席は平日の昼間で割りと空いてるところにチラホラサブカルクソ女とおっさんがいるくらいだった

 

前作のトレインスポッテイングを3年前くらいにフォロワーから勧められて知ったんだけど、暇さえあれば見るくらいにはハマってしまったから今回の続編の話が出たときにはありえんくらい興奮したし一緒に見に行こうって話になった(見にいけなかったけど)

 

 前作の内容は大学生が憧れそうな、薬物中毒でドン底のどうしようもない若者達がなんとかして未来をつかもうとしてる暮らしを描いた青春映画。その未来を掴む方法もメチャクチャで仲間達が仕入れた2キロのヘロインで一攫千金を目指そうというカスっぷり。前作はひたすら薬物についての描写が多かった。

ヘロインを打って絨毯が沈むシーン、赤ん坊の幻覚に襲われるシーン、スピードを決めて面接に望むシーンといったドラッグ映画って印象が強いけど、主人公が執行猶予付きの逮捕から社会復帰を目指すといった見えない未来に苦しむ若者についての映画でもあったし将来が見えないニート、フリーターが見ると心にグサグサ来るものもあると思う

 

 

 

そのろくでもない若者達の20年後を描いた続編、主役演じてるユアン・マクレガー、他のキャスト全員同じで出演者全員老いが少し感じられたが主人公のレントンの細さはそのままだった(前作の設定は主人公25歳で今作は中年になった主人公達)

 

今作は離れ離れになった彼らがまた同じ土地で遭遇するといった中身だが20年という月日で主人公達にも家族ができたり様々なできごとはあったが中身は前作のままで安心した クズ4人は相変わらずクズのままだった

1996年に公開された1に比べFacebookTwitterInstagram、リベンジポルノといったフレーズも出てきて2017年って感じの今の映画。映像も風景などが打って変わって前作と別物になっているし(20年も経てば当たり前だが)、1で使われていたシーンをフラッシュバックさせる演出が1番グッと来てしまった。1の内容を少しうろ覚えになったくらいで見るとちょうどいいかもしれない

 

前作を公開当時に見た人が20年後の今作を見たら20年の歳月が自分に重なってそれはそれで染みるんだろうけど自分は3年しか空いていないのでそれを体験できないのが残念

未来を選んだ彼らだったが、20年あれば誰だって変わるよな的な安易な続編じゃなくてよかった~